親子のお片づけシリーズ「お片づけから始める、親子の暮らし育て」
「ママ、おやつどこー?」
「勝手に食べないで!」
子どもとおやつのやり取り、毎日のように繰り返していませんか?
おやつを探して引き出しを開けたり、ストックを勝手に出してしまったり。
親としては、食べる量やタイミングも気になるところですよね。
そんなときは、子どもと一緒に「おやつコーナー」を作ってみませんか?
実は、おやつの置き場所を決めるだけでも、毎日の小さなイライラが減り、子どもが自分でできることを増やすきっかけになります。
おやつにも「定位置」を作ってみる
お片づけの基本の一つに、モノの定位置を決めることがあります。
使いたいときにすぐ取り出せて、使い終わったら元に戻せる。
そのためには、どこに何を置くのかを決めておくことが大切です。
これは、おやつも同じ。
たとえば、
- キッチンの棚の一角
- リビングの収納棚
- 子どもが自分で届く引き出し
- 冷蔵庫や冷凍庫の決まった場所
など、家族の暮らしに合った場所を選びます。
このとき、親が一方的に決めるのではなく、子どもにも意見を聞いてみましょう。
「どこにあったら取りやすい?」
「自分で取り出せる場所がいい?」
「食べ終わったら、どこに戻せばいいかな?」
自分の意見が反映された場所なら、子どもも使い方を理解しやすくなります。
もちろん、食べていいタイミングや量、保管方法などは、家庭のルールとして一緒に決めておきましょう。
おやつコーナーが「おもてなし」の場所になる
このおやつコーナー、実は友だちが遊びに来たときにも活躍します。
例えば、テーブルの近くにおやつやコップを用意しておけば、子ども自身が友だちを迎える準備をすることもできます。
「ここから選んでいいよ!」
「どのコップにする?」
そんなふうに、自分でおもてなしを楽しめるんです。
わが家の子どもたちも、小さい頃は友だちにコップを選んでもらっていました。
「バナナのコップにする?クマのコップにする?」
なんて聞いている姿が、なかなかかわいかったんですよね。
同じように見えるコップでも、子どもによって好みが違うもの。
そんなやり取りも、暮らしの中の楽しいコミュニケーションです。
おやつを用意するという小さな経験が、人をもてなす楽しさや、相手の好みを考えるきっかけにもなります。
おやつの数を数えて、算数の練習!?
わが家の息子は、小さい頃から個包装のお菓子を家族の人数分に分けるのが好きでした。
「家族は何人だから、何個ずつね!」
そんなふうに、せっせとお菓子を分けてくれていたんです。
お菓子の数を数えるときだけは、なかなかの集中力(笑)。
いつの間にか、誰に何個ずつ分けるかを考えるようになっていました。
おやつを分けるという日常の中にも、数を数えたり、同じ数にそろえたりする経験があります。
勉強として教えなくても、暮らしの中には子どもが考える機会がたくさんあるんですよね。
お片づけの視点から見た、おやつコーナーのメリット
おやつの定位置を作ると、暮らしの中にもいくつかの変化が生まれます。
- おやつがあちこちに散らからない
食べていいおやつの場所が決まっていれば、子どもも探し回る必要がありません。食べた後に戻す場所も分かりやすくなります。 - 残っている量が分かりやすい
今あるおやつが見えると、どれくらい残っているのか把握しやすくなります。買い足すタイミングも分かりやすくなりますね。 - 自分で選ぶ経験ができる
用意されたおやつの中から、自分で選ぶ。決められた量を考えながら取り出す。そんな経験が、自分で判断する機会につながります。 - 人と分け合う経験ができる
家族や友だちと一緒に食べるとき、誰と何をどれくらい分けるかを考えることもできます。
このように、ただおやつをしまうだけではなく、子どもが暮らしの中でいろいろなことを経験できる場所になるんです。
お片づけは、暮らしの中の学び場
おやつの置き場所を決めるだけで、
「ママ、おやつどこ?」
「勝手に食べないで!」という毎日のやり取りが、
「おやつはここにあるよ」
「今日はどれにする?」に変わるかもしれません。
大切なのは、子どもが自分でできる環境を作ること。
そして、家族みんなが気持ちよく使えるルールを一緒に考えることです。
お片づけは、特別な時間を作って教えるものばかりではありません。
おやつを選ぶ、コップを出す、家族に分ける。
そんな毎日の何気ない場面にも、子どもが自分で考え、行動するチャンスが隠れています。
今日からできるハッピーステップ
子どもと一緒に、おやつの置き場所を決めてみましょう。
食べていい量やタイミングも話し合いながら、わが家にぴったりのおやつコーナーを作ってみてください。
今日のひとこと
「お片づけは、しまうだけじゃない。毎日の暮らしを、子どもの学びにつなげよう。」
子どもが自分でできることが一つ増えると、親の負担も少し軽くなります。
そんな小さな仕組みを、家族で一緒に作っていきたいですね。
暮らしの編集室
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お片づけのこと、家族とのコミュニケーションのこと、日々の暮らしのこと。
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