親子のお片づけシリーズ「お片づけから始める、親子の暮らし育て」
「明日の準備できた?」
「あとでやるー!」
「まだやってないの?早くしなさい!」
毎晩のように繰り返している、こんな会話。
子どもの明日の準備を確認するだけなのに、なかなか進まない。
結局、親が一緒に確認したり、忘れ物がないかチェックしたり……。
朝になってから「あれがない!」「これがない!」と慌てることもありますよね。
でも、明日の準備は、子どもが自分でできるようになってほしいことの一つ。
今回は、毎日の準備を少しラクにするための、お片づけの視点を取り入れた習慣づくりをご紹介します。
明日の準備が面倒なのは、なぜ?
子どもにとって、明日の準備は意外と面倒なものかもしれません。
何を持っていくのか確認する。
必要なモノを探す。
足りないものがないかチェックする。
バッグに入れる。
こうして考えると、準備にはいくつもの行動が必要です。
しかも、必要なモノが決まった場所に戻されていなければ、探すところから始めなければなりません。
つまり、準備がスムーズにできない原因は、子どものやる気だけではないんです。
必要なモノを見つけやすくすること。
準備する場所を決めること。
何をすればいいか分かるようにすること。
そんな環境づくりも大切です。
「早く準備しなさい!」を「明日は何が必要かな?」に
つい言ってしまいがちな「早く準備しなさい!」。
でも、毎回親から指示されていると、子どもは自分で考える機会を持ちにくくなります。
そんなときは、声のかけ方を少し変えてみましょう。
たとえば、
「明日は体育がある日だっけ?」
「体操服は用意できている?」
「明日の時間割、確認した?」
こんなふうに、子どもが自分で考えられる問いかけにしてみます。
もちろん、最初から自分で全部できるわけではありません。
必要なことを一緒に確認しながら、少しずつ自分で準備する流れを身につけていけば大丈夫です。
親がすべて指示するのではなく、子どもが自分で確認できるようにサポートしていきましょう。
準備がラクになる「見える仕組み」を作る
毎日の準備をスムーズにするためにおすすめなのが、必要なモノや手順を見えるようにすること。
たとえば、
- 翌日の予定をホワイトボードに書く
- ランドセルの近くに準備リストを貼る
- ハンカチや靴下など、毎日使うモノの置き場所を決める
- 翌日持っていくものをまとめて置くスペースを作る
こうした仕組みがあると、子どもも何をすればいいのか分かりやすくなります。
特に、学校で使う体操服や給食袋、書道セット、絵の具セットなど、毎日使わないものは忘れやすいですよね。
必要なときにすぐ取り出せるよう、置き場所を決めておくと便利です。
準備リストも、最初から細かく作る必要はありません。
まずは、忘れやすいものや毎日必要なものから始めてみましょう。
大切なのは、子ども自身が見て分かり、自分で確認できることです。
おすすめは「親子の準備タイム」
う一つおすすめしたいのが、寝る前の親子準備タイム。
子どもだけに「準備してね」と任せるのではなく、親も自分の翌日の準備をしながら一緒に取り組んでみましょう。
たとえば、
子どもはランドセルや学校の持ち物を確認。
親は仕事のバッグや翌日の予定を確認。
お互いに必要なものを準備して、最後に忘れ物がないかチェックします。
意外と、親のほうが「あれ?明日持っていくもの何だっけ?」なんてこともありますよね(笑)。
「準備しなさい!」ではなく、「一緒に準備しよう」。
そんな声かけに変えてみるだけでも、子どもの受け止め方が変わるかもしれません。
そして、準備ができたら、
「自分で確認できたね!」
「今日は早く準備が終わったね!」
と、できたことを具体的に伝えてあげましょう。
毎日の準備が、自分でできる力につながる
明日の準備を習慣にすることは、忘れ物を減らすだけが目的ではありません。
- 翌日の予定を確認する。
- 必要なものを考える。
- 自分で探して用意する。
- 準備ができたか確認する。
こうした一つひとつの行動が、自分で考えて行動する経験になります。
最初は親と一緒でも、繰り返すうちに自分でできることが増えていきます。
ただし、子どもの年齢や性格によって、できることや必要なサポートは違います。
まだ難しいことは一緒にやればいいし、できることは少しずつ任せてみる。
子どもの成長に合わせて、親の関わり方も変えていけるといいですね。
そして、忘れ物をしてしまったときも、ただ叱るのではなく、「次はどうしたら忘れずに準備できるかな?」と一緒に考えてみる。
失敗も、次につなげる経験にしていきましょう。
今日からできるハッピーステップ
今夜は、親子で明日の準備タイムを作ってみましょう。
- 明日の予定を確認する。
- 必要なものを準備リストや時間割を見ながら用意する。
- 準備したものを決まった場所にまとめておく。
まずは、この3つから始めてみてください。
今日のひとこと
「明日の準備は、親がやらせるものではなく、子どもが自分でできるようになるための練習。」
毎日の声かけや準備の仕組みを少し変えるだけでも、暮らしは変わっていきます。
親が全部やってあげるのでもなく、いきなり全部任せるのでもなく。
親子で一緒に取り組みながら、少しずつ子どもが自分でできることを増やしていきましょう。
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